天徳院/金沢の旅 3日目

Dsc04822 ホテルに戻ってからこの後どこに行こうかと考えていて、ずっと昔金沢に来たときに天徳院でからくり人形の劇(というほどでもないですが)を観たので、そこに行ってみようと思い立ちました。からくり人形劇は1日数回決められた時間にしかやっていないので、電話して聞いてみたところ1回目が10時からとのこと。2回目の12時だと飛行機に乗るためのバスの時間を考えると難しくて、これは10時からを見るしかないと、急いでホテルをチェックアウトしました。チェックアウトのときフロントで天徳院まで行くにはどのバスに乗ったらいいかと聞いたら、とても丁寧に説明してくれました。

 天徳院までは兼六園下のバス停からバスで10分くらいだったと思いますが、天徳院に着いたときは10時ぎりぎりくらい。でも月曜日で他に3人のグループの方がいただけだったので、大丈夫でした。しばらくお寺の方が天徳院について説明していて、そのあとからくり人形劇を見て、それが終わった後はお寺の中を自由に見学していいですよとのことでした。

 からくり人形は今の時代からすると動きも少なく見劣りしちゃいますが、それでも昔だったらきっと珍しくて人気だったんだろうなと思います。というわけで、子供たちには今ひとつのからくり人形でしたが、私はこの人形劇の内容がとても印象に残っていました。
 3代藩主前田利常公の妻だった珠姫は二代将軍徳川秀忠の次女として生まれ、3才のときに輿入れしたそうです。そして14歳で結婚。その後毎年のように子供を生み三男五女をもうけ、利常公と仲睦まじく暮らしていたものの、24才の若さで亡くなったんだそうです。20代の頃このからくり人形劇を見て、24才で子供が8人もいたということにびっくりしたのでした。やっぱりお産も毎年のようにしたら身体に負担なんだろうなぁ。

 お寺には珠姫が作った紙雛人形が展示してありました。400年近くも前のものが残っているということが不思議でした。そういうものを見ると、当時と今は繋がっているんだなと、当たり前のことを思ってしまいます。どうも昔と今は別の次元のようなそういう感覚があったりするのです。

 天徳院を後にして、再び1日目に行った近江町市場に行きお昼を食べました。また回転寿司のお店に入ったのですが、ここは今ひとつでした。どのお店でも美味しいというわけでもないみたい。(^^;)
 その後は空港行きのバスの時間まで駅でお土産を見たりお茶を飲んで休憩したりして過ごしました。

 帰りの飛行機はお天気のせいでものすごく揺れました。確か風が強い日だったのかな。飛行機に乗ってあんなに揺れたのは初めて。ものすごい乗り物酔いの状態になりました。一気に気持ち悪くなってしまった上の子。我慢できずに戻していました。可哀想に。もう飛行機は嫌だと言っていました。(^^;)

 今回私は金沢が2度目だったこともあり、子供たちを案内してあげたという感じが強かったのですが、それでも忘れてたこと、知らなかったことなどいろいろ新しい発見もあって、楽しい旅行になりました。今度はお城のある場所に行ってみたいな。

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兼六園/金沢の旅 3日目

Dsc047511 「ホテルの大浴場が5時から入れるんだって」と子供たちに教えてあげたら、一番に入るんだと言って子供たちは3日目の朝、めちゃめちゃ早起きしてました。(笑)お風呂から出て準備が出来てもまだ6時過ぎとかそういう時間。兼六園に行ってみようと荷物をホテルに置いたまま朝早くから出かけました。ホテルから兼六園も近いのでチェックアウト前に行ってこれちゃいました。
 兼六園は朝の早い時間だと無料で開放しているらしいとどこかで読んだ気がするのですが、でも7時から普通に営業してました。7時前には門が閉められていたので、開放してるのは夏とか季節が限定されるのかも?

Dsc04754 兼六園といえば片足が折れた徽軫灯籠(ことじとうろう)が有名らしく(今回初めて知りました)、シンボル的存在だそうです。あちこちにこの灯籠の絵が描かれてました。この灯籠、明治時代に一方の足が折れてしまったんだそうですが、そのアンバランスさが破調の美を生み、今では兼六園を代表する景観となったんだそうです。ふむふむ。

 朝7時の兼六園、この日1番に入場したのは間違いなく私達親子だと思います。(笑)天気予報では1日雪と言ってたのですが、なぜかとってもいいお天気で青空が出てました。普段の行いのお陰かも♪青空の下、朝の散歩は空気が澄んでいてとても気持ちよかったです。ずいぶん広い庭で、ぐるっとまわるだけでもだいぶ時間がかかりました。庭園の中に小さな山があったり滝があったり、さすが日本三名園のひとつなだけある規模でした。そんな中、私が一番印象に残ったのは栄螺山(さざえやま)。さざえの貝のようにグルグルと道がつくってあって、頂上にいけます。面白いなぁと感心しました。

Dsc04762 今回、金沢城跡を見たときも思ったのですが、お殿様というのは本当に高い場所から人々を見下ろして生活していたんだなと知りました。兼六園もこんなに高い位置にあるとは。普通に観光しているときは気づきませんでした。もちろん地形が関係してるのでしょうが、金沢城公園の中でも本丸跡は二の丸跡に比べてずっと高くなっているのを見て、改めて殿様身分の高さを実感したのでした。

 兼六園の名前は12代藩主斉広(なりなが)が、奥州白河藩主・白河楽翁(らくおう)に命名を依頼したそうです。楽翁は中国宋の時代の詩人・李格非(りかくひ)の書いた洛陽名園記の文中から採って、宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)の六勝を兼備するという意味で「兼六園」と命名したんだそうです。この六勝、旅行中に何度か読みましたが全く覚えられませんでした。(笑)

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2日目の宿と西茶屋資料館/金沢の旅 2日目

Dsc04748 和菓子作りの後、2日目の宿の『金沢白鳥路ホテル』にチェックインしました。ここもネットで見つけた宿なのですが、ホームページに色々なプランがありその中にお得な料金設定のものがあって、それに決定しました。2日ともビジネスホテルじゃ寂しいと思い、二日目はグレードアップ。(笑)でもかなり割安で、17日以上前の予約だったので更に安かったです。
 ここのホテル、外観はそれほどじゃないのですが、ロビーが大正ロマンあふれる素敵な雰囲気でした。お部屋も広くて豪華。大浴場もあって満足の宿でした。写真で見る限り大浴場は男風呂より女風呂の方が広いみたいです。さすが女性の旅行客が多い金沢ならでは。(笑)
 予約したプランではチェックインも14時からと至れりつくせり。和菓子作りが終わったのは3時ごろだったのですが、雨もひどかったのでそのままホテルに行きました。

 ここのホテル、金沢城公園のすぐ近くにあるのですが、名前になっている白鳥路(はくちょうろ)とはホテルと金沢城公園の間を通っている遊歩道の名前です。ホテルのホームページによると、金沢城の外堀の一部だった白鳥堀は、水の豊かなお堀で、敵の侵入を察知するために水鳥を放していたことから『白鳥堀』と呼ばれていたんだそうです。その白鳥堀から白鳥路と名づけられたそう。そしてここでは夏になると自生している蛍が見られるんだそうです。素敵。あー、見たかったなぁ。画像は白鳥路にあった銅像の白鳥です。


Dsc04747_2 しばらく部屋で休憩した後、することがなくて子供たちが喧嘩をはじめそうだったので(^^;) 出かけることにしました。妙立寺に行った時、近くのお土産ものやで見たキーホルダーがやっぱり欲しいと下の子が言っていたので、まずは寺町までバスで行きました。お土産だけ買って、そのあとどうしようかとガイドブックを見ていて、西茶屋街が近かったことを思い出し、歩いて行ってみました。ガイドブックによるとここに見学できる『西茶屋資料館』というのがあり、5時までとのこと。時間はすでに4時50分くらいだったのですが、5分くらいでも見られるかなと思い急いで行ってみました。5時前だったのでギリギリセーフ!と思いきや、入ってみたら中にいた資料館の方らしきお年寄りに「もう閉めますから」と言われガックリ。ガイドブックの写真にあったお茶屋の座敷を再現した真っ赤な壁の部屋が、独特の雰囲気でぜひ見たいなと思ったので、もうおしまいと言われ本当に残念でした。(T_T)
 近くに甘納豆のお店があったもののここも定休日でお休み。ついていませんでした。

 この味のある建物の外観は、ここにあったお茶屋の「吉米楼」を復元したものだそうです。

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和菓子作り体験/金沢の旅 2日目

Dsc04741 21世紀美術館を出た後は兼六園近くのお店でお昼を食べ、すぐ近くにある石川県観光物産館というところで和菓子作り体験をしてきました。子供たちは観光ばかりでは飽きてしまうだろうと思い、旅行に行く前にガイドブックで見つけた体験ものを予約しておきました。この石川県観光物産館というところは1階で色々なお土産を売っていて2階と3階で手づくり体験が出来るようになってました。和菓子作り以外には、砂彫りガラス体験と加賀八幡起上り体験というのがあるようでした。

 和菓子作りは日によって違う老舗和菓子店の職人さんがきているそうで、行く日によって作る和菓子が違うようです。この日は菓匠高木屋さんというお店の職人さん(専務さんだったような)が指導してくださいました。
 作る和菓子は3種類でひとつはお土産。画像の右から3つを作りました。この画像はとっても上手ですが私が作ったのではなくて見本です。(笑)3つとも春らしい綺麗な色合い♪
 和菓子は全部餡で出来ている生ものなので、あまり手をかけすぎないほうがいいとのことでした。丸めるにしても体温で温まらないように手早く手早くしないといけません。テーブルの真ん中に見本が置いてあり、それを見つつ説明を聞きながら作業しました。

 ひとつめのピンクの「花がさね」は桜の花びら2枚の形になってます。春らしくて綺麗♪まずは中の餡を丸め、次にピンクの餡を丸めて平べったくし、先ほどの丸めた餡を包み込みます。包むほうも餡なので、中の餡が見えないように包むのは至難の業でした。なんとか包めたら今度は花びらの形を作ります。これがまた難しい!どれも仕上げは1回勝負なので、やり直しがきかない所が辛かったです。
 二つ目は綺麗な緑色の「ふきのとう」。これも餡を包み込むのですが、てっぺんに白い色の餡がくるので1つ目の応用編といった感じ。名前のようにふきのとうのように見えないといけないのですが、なかなかふきのとうの形になってくれませんでした。
 三つ目は「なたね」。菜の花をイメージして作りました。これは専用のザルで黄色の餡を漉して、漉した餡を丸めた粒あんにくっつけていきました。

Dsc04746 あっという間に3つ出来上がり。時間にすると40分くらい。ちょっと工作気分でとても楽しかったです。出来上がった和菓子は容器に入れて持ち帰れます。ホテルにいってからおやつに食べました。思っていたよりも1つ1つが大きな和菓子で、1つ食べただけでお腹いっぱい。次の日にも1つ食べ、2つはお土産に持って帰りました。
 画像は私が作った和菓子。子供たちももちろんそれぞれ作ってたのですが、出来上がりに満足いかなかったようで写真を撮らなくていいというので、私のしか撮らなかったのです。私も出来上がったときは今ひとつだなぁと思っていたのですが、でも見本とじっくり見比べなければ結構上手って思えてくるから不思議。(笑)

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21世紀美術館/金沢の旅 2日目

Dsc04739 尾山神社を後にして、またまた歩いて21世紀美術館まで行きました。多分時間にして20分くらいかな?
 何年か前に出来た21世紀美術館は、ガイドブックでも大きく紹介されていてとても面白そうな場所。しかも無料ということで、とても楽しみにしていたのですが、なんと中が半分以上改装中でした。(T_T) それでも日曜の昼間という事で、たくさんの人が来館していて混雑していました。
 建物の外にも色々あるのですが、ここで雨も降ってきて外の展示物もあまり見ることが出来ず。本当に残念でした。
 4月の下旬頃には改装も全部終わるようです。出来るならぜひもう一度訪れてみたい場所です。

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尾山神社/金沢の旅 2日目

Dsc04734 長町から地図を見つつ尾山神社に行きました。このあたりは観光するところが点在していて、歩いて移動できます。
 尾山神社は利家とまつが祀られている神社です。パンフレットなどあちこちで見かける尾崎神社の神門は、重要文化財に指定されていて、和漢洋の三様式を混用した珍しいものだそう。日本の神社らしからぬモダンな雰囲気で、元々は灯台の役目もあったようです。
 ここのお庭でまたしても子供たちはしばし走り回ってました。1日に1度は身体を動かさないといられないようです。(笑)


Dsc04737 ここにも利家公の銅像がありました。後ろの丸いのは母衣(ほろ)という防具で、流れ矢が当たるのを防ぐためのものとのことでした。馬に乗って走っているとき、母衣が風で銅像のように丸くなったと説明にありました。
 それからここには利家がかぶっていた長い長い帽子のような、金色の兜もありました。写真を撮ってこなかったのが惜しまれます。金箔の工芸が盛んということで、兜も金色なんですね~ すごい。でも、実際のところ戦でかぶっていたのかな?と、疑問。

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武家屋敷跡/金沢の旅 2日目

Dsc04659 2日目は7時ごろには宿を出発。途中、前の日に寄ったマックで朝ごはんを食べ、武家屋敷跡などがある長町へ向かいました。この日はバスに乗っていこうと思っていたのに、朝早すぎてまだ観光名所をめぐるバスは走っていませんでした!(笑) 仕方ないので結局歩いて長町へ。30分くらいは歩いたと思うのですが、朝で元気だったのもあり、それほど遠く感じませんでした。

 長町の武家屋敷跡周辺は道の両側に黄土色の土塀が続いていて、ここだけ違う時代のようです。そういえば、どうしてここの土塀は白くないのかな。

 この長町周辺に武家屋敷跡野村家、旧加賀藩士高田家跡、足軽資料館とあり、階級による武士の家の違いが見られるとのことだったので、それぞれ見学してきました。
 まずは野村家。野村家は前田利家公が金沢城に入城したときに直臣として従った由緒正しい家柄とのことで、お屋敷も立派でした。ここは長町周辺では一番有名な観光名所のようで、朝から人がたくさんいました。
 次に行った高田家跡は、ホントに跡という感じで建物が復元されているわけではありませんでした。お庭とあとは厩と納屋みたいな建物のみ。ちょっと「?」な場所でした。
 私が一番面白かったのは足軽資料館。こちらは無料で見学できます。2軒あって中のつくりも微妙に違っていました。庶民に一番近いから親しみが持てる感じだったのかも。

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1日目の宿/金沢の旅 1日目

Dsc04627 金沢に行こうと決めてから、とりあえず飛行機と宿だけ予約しました。飛行機にお金がかかるので宿はなるべく安くと思い、「金沢」「宿」「格安」などで検索してヒットした宿を吟味。このうちの「ビジネスホテル レマン」が安いながら部屋も綺麗そうだったので、ここに電話してみました。ビジネスホテルなのでシングルの部屋が基本なのですが、ツインもあったのでとりあえず聞いてみたところ、ツインのままでよければ3人でもその値段でOKとのこと。ベッドはセミダブルとのことだったので、3人で二つでもまぁ大丈夫かなと思い、そのままで予約しました。でも、実際に泊まってみたら下の子は寝相が悪くて、やっぱりベッド3つじゃないと辛かったです。(^^;) もちろん言えばベッドをもう1つ入れてもらえることも出来たみたいです。

 このホテルは駅からかなり離れた所にあり、旅行に行く前からどうやって行くべきかあれこれ悩んでいたのですが、結局妙立寺から歩いていくことにしました。歩いてみるとかなりの距離。確かネットで調べたら2,4kmくらいあったかな。途中マックで休憩しつつ、何とかたどり着きました。
 駅から離れていることはネックなものの、部屋は広くて綺麗だったので快適でした。近くにコンビニやガストやマックがあってなかなか便利でした。
 。。。でも、やっぱり遠いのは不便だったなぁ。(^^;) 1日目の宿は、2日目の宿の半額以下で泊まったので、便利さをとるか、安さをとるかですね。


 画像は金沢城公園の黒門近くで撮ったもの。桜はまだ咲き始めでした。

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妙立寺(忍者寺)/金沢の旅 1日目

Dsc04642 金沢城公園では歩き回ってかなり疲れたので、しばらく休憩したあとバスで妙立寺(みょうりゅうじ)へ。金沢駅周辺では観光地をめぐるバスがたくさん走っていて、自分の行きたい場所とにらめっこしつつ、乗るバスを考えます。今回結局3日とも買わなかったのですが、バスの1日乗車券というのがあり(乗れるバスは限定されてます)、これが500円と割安なので1日観光地めぐりをしたい人はこれを買うと便利だと思いました。

 妙立寺(みょうりゅうじ)は予約優先とのことだったので前もって予約しておきましたが、さすがにこの時期はそんなに混んでいない様で、予約なしでも大丈夫だったみたい。大人800円、子供600円の拝観料。結構高めの設定。こんなにとってたら、もうかるだろうなぁと考えたりして。(笑)

 妙立寺は元々前田利家公が藩を守護する祈願所として建立したものを、三代利常公が金沢城近くから現在の寺町に移設建立したものとのことです。利常公の時代は、幕府がささいなことで諸大名を取り潰していた頃なので、幕府に対しては謀反などとんでもないと徳川家から嫁を迎え、母親を人質に出したりと安心させつつ、一方でいざというときのために、多くの武士が起居できる寺院群を建て、その中心に監視所の役割を持つ妙立寺を建立したんだそうです。

 妙立寺は建立されてから火災ににあうこともなかったため、今見られるのは当時のままの姿だそう。当時は幕命で3階建て以上の建物は禁止されていたとのことで、妙立寺の別棟は外から見ると2階建てです。でも実際には4階建ての7層になっていて、よくこんな建物を考えたなぁと感心するつくりになってます。それほど大きな建物に感じられないのに、部屋数が23、階段が29もあるんだそうです。
 建物の真ん中には井戸があり、それを囲んで建物が建っているので、どの部屋からも井戸に降りられるようになっています。井戸の水面上には横穴があり、その穴が金沢城まで続いていたとの言い伝えもあるんだとか。でも、途中に犀川が流れているので、実際のところは犀川に出るようになっていたのではないかとのガイドさんのお話しでした。
 建物の中には幕府からの公儀隠密や外敵の目を欺くための仕掛けがいっぱい。渡り廊下の床板をはずすと現れる「落とし穴階段」や、2枚の引戸のひとつは別棟へ、ひとつは外へ通じている「二枚戸」や、敵が侵入してきたときに殿様が外へ逃げられるようにと作られた「隠し階段」などなど、他にもたくさん。江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになって、ワクワクしちゃいます。

 ずっと昔に金沢に行ったときにもここを見学したのですが、そのときに一度入ると中からは出られないつくりになっている部屋があって、それが印象に残ってました。妙立寺を見学した次の日くらいに、今回その部屋を見なかったなぁと思い出したので、子供たちにその話しをしたら、ちゃんとあったとのこと。私は見逃してしまったのでした。(T_T) そういえばガイドさんが、今から行く場所の途中にあるので見るようにと言っていた気がします。その部屋、今回切腹の間とガイドさんは説明していたのですが、私の記憶ではお仕置き部屋のようなイメージがあって、一度入れられたら出られないなんて怖い部屋だなぁと思った覚えがあります。でも、切腹の間の方が納得かも。

 私は妙立寺に行ったのが2度目だったこともあり、今回は見学してても初めてのときと違って感動が薄かったのですが、帰ってきてこうして色々思い返してみると、やっぱり面白い場所だなぁと感心します。もしまた金沢に行く機会があったら、また忍者寺に行っちゃうのかも。(笑)

Dsc04643 今回、前田家の家紋があちこちで見られました。前田家の家紋は『剣梅鉢』というそうです。最近戦国武将が出てくるゲームがあるようで、お陰で戦国武将に興味を持った上の子は、家紋にも結構詳しくて感心します。そういうのを見ていると、興味を持てば覚えられるんだよなぁとつくづく思います。どうやったら勉強に興味を持ってくれるんだろうなぁ。

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金沢城公園/金沢の旅 1日目

Dsc04805 お昼を食べた後、まずは金沢城公園へ行きました。ここは明治以降終戦までは陸軍が置かれ、その後平成7年まで金沢大学のキャンパスとして利用された後、金沢城公園として整備されたそうです。今も工事している部分があって、整備途中といった感じでしたが、とても広い公園でお天気の日には気持ちいいだろうなぁという場所でした。ちなみに画像は3日目の朝の石川門横の櫓。1日目は曇り空で風が冷たくて寒かったです。

Dsc04629 公園に入って荷物を置き、しばらく子供たちは走り回って遊んでいました。(笑) その後石川門の方に行ってみると塀の内側に木が等間隔に立ててあり、なにやら不思議な光景。私はこんな壁を見たことがなくて、何のために木が据え付けられているんだろう?と不思議に思いました。

Dsc04630 そして近くにあった休憩所に入ったらボランティアのガイドのおじさんがいたので、さっそく聞いてみました。この塀はお城を囲んでいるもので、内側のこの木の部分に板を渡したりして登ったり出来るように作られたものだそうです。敵が攻めてきたときにも塀の上から攻撃できるということらしい。そして、木と木の間の塀の下の部分には窓のような木の枠がはめ込んでありました。これは鉄砲狭間と言い、真ん中を棒などで突くと板がはずれるので、そこから鉄砲で撃てるように作られたものだそうです。この鉄砲狭間は隠し狭間と言って、塀を外側から見ると一番上の画像のように瓦がはめ込まれているので、どこがその鉄砲狭間だかわからないようになっているのです。すごい!!

 その後、ガイドのおじさんが時間があるなら案内してくださるというので、喜んでお願いしました。子供たちは説明を聞きながら歩くのはあまり面白くないらしく、嬉しくなかったみたい。でもただ自分達だけで歩くより、色んなことを教えてもらえるので私にとっては有意義な時間でした。

Dsc04635 これは公園のなかにある菱櫓というもの。一番上のものと同じような役割で、見張りをしたりするのですが、この櫓が上から見たとき普通の正方形ではなく菱形をしているんだそうです。角度は105度と75度だったかなぁ。あぁ、忘れてしまいました。(T_T) 100度と80度だったかなぁ。何だかキリのいい数字だったような記憶が。ちなみに一番上の櫓も菱櫓になっていて、こちらの方が角度の差は小さめで94度と86度だったと思います。記憶が曖昧。(^^;)
 菱形だと鈍角の方角から見たとき大きく見えるのが利点の一つとのことでした。確かに鋭角の方角から見たときと全然印象が違ってました。

 他にも色々なことを教えてもらいながら園内を歩きました。とても面白かったです。それなのに子供たちは全然聞いていなくて、ガイドさんは「おじさんの話しつまらんから」としきりに言ってましたが、それはうちの子供たちが悪いんです。。。すみません。m(__)m
 金沢城公園はお城があるわけではなくて、子供たちからしたらそれほど面白くなかったみたいですが、ガイドのおじさんのお陰で私はとても勉強になりました。歴史を知るとただの石垣もまた違って見えてくるから不思議です。

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