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最近読んだ本

 友達にお薦めの本を教えてもらい、何冊か読んでみました。教えてもらわなかったら、一生読まなかったかもしれない本ばかり。自分で選んで読む本はどうしても偏りがちになってしまうのですが、薦められた本はバラエティに富んでいて、それぞれとっても面白かったです!
 ・高楼方子著『十一月の扉』
 ・ジャン=ドミニック・ボービー著『潜水服は蝶の夢を見る』
 ・佐々木常夫著『ビッグツリー』
 ・ジョン・グリシャム著『無実』
 『無実』だけ、まだ上巻しか読んでいないのですが、他はいっぺんに借りて図書館の期限が迫っていたこともあり、一気に読み終えました。

Dsc07450 一番好きだったのが高楼方子さんの『十一月の扉』。中学生の女の子がお父さんの転勤をきっかけに2ヶ月だけ一人で十一月荘という下宿で暮らすお話し。少し前に恩田陸さんの『夜のピクニック』を読んだのですが、こちらは高校生のお話。二冊とも、自分が中学生だったり高校生だったりしたときに読みたかったなぁと思った本でした。


Dsc07444 『潜水服は蝶の夢を見る』は最初タイトルを見て「???」だったのですが、内容はイメージと全然違ってました。世界的に有名なファッション誌『ELLE』の編集長だった著者が突然脳出血で倒れ、ロックトインシンドロームという、身体的自由を奪われた状態になりながら、唯一動かせる左目の瞬きだけでつづられたエッセイです。
 身体が動かなくても心は今までどおり生きている。そんなこと今まで考えたこともなかったのですが、ふと思い出したのは父方の祖母のこと。もう20年近く前に倒れて、意識のないまま3年くらい病院に入院していて亡くなったのですが、あの時の祖母ももしかしたらこの本の著者と同じように、心は生きていたのかもしれません。目を開けることも話すことも起き上がることも出来なかったけど、耳は聞こえていたのではないかと思うのです。倒れてすぐに一晩付き添いをしに行ったことがあったのですが、あのときたくさん話しかけてあげたらよかったな。

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Comments

『十一月の扉』、わたしもすきです!
高楼方子さんはよい児童書の書き手ですね〜。
じぶんが中学生や高校生だったころに出会いたかった本って、いま大人になって子どもを授かったからこそ、そう思うのかも知れません。
あの頃、思春期の少年少女が主人公といえば、コバルト文庫やちょっとエッチな少女文学しかなく、ほんとうの悩みとはテーマがちょっとズレていたような気がします。

『潜水服は蝶の夢を見る』は映画にもなっています。これがまた直視し続けるのが辛いんですが、コミュニケーションの方法が見つかり、まばたきを根気よく読み取ってくれる相手がいたことで精神的に救われて行く様子が希望を抱かせます。
いままで生きて来た価値観を覆され、周囲の人間たちにも不信感を持ってしまう過程がよく描かれているなあと思いました。
さゆたさんのおばあさまも答えることはできなくても、こちらが話すことはちゃんと理解できていたかも知れませんね。でも、反応がない相手に話しかけるってとても難しいことでもあります。
わたしもこれからこういったことに出会う可能性が高いので、何でもいいから話してあげようと思いました。

Posted by: ヤヤー | January 28, 2012 at 01:24

そうそう!自分で選ぶとなんだか偏ってしまうんだよね。
お薦めの本、私も読んでみたい内容だな~~
さゆたはあの地元の図書館で借りるのかな?
なんだか懐かしいなぁ。

夏休みに二階の机があるスペースで勉強したこととか
いろんなこと思い出した。

十一月の扉は娘にも読ませたいなhappy01

Posted by: shoko | January 30, 2012 at 00:26

≫ヤヤーさん

さすがヤヤーさん!
『十一月の扉』も『潜水服は蝶の夢を見る』も
読んだことあるのですね?
色々な本を読むたびに、自分は読んだことのない本が
この世の中にはどれだけあるんだろう?って思ってしまいます。
全部読むことは不可能なので仕方のないことですけどね。(^^;)
コバルト文庫って懐かしいです!!!
今まですっかり忘れてましたが、ありましたよねーーー
今もあるんでしょうかね?
『潜水服は蝶の夢を見る』のほうは、映画になっているのですね?
知りませんでした。
確かに見るのは辛そうですよね。
きっと色々なことを考えさせられるんでしょうね。

祖母は倒れて最初の頃、
言っていることが聞こえているんじゃないかって思う出来事が
あったんですよね。
周りでは親戚の伯母達が聞こえていないという前提で
色々なことを話していたので、あれはどうだったんだろうって
今更ながらに思います。


≫shoko

今は本屋大賞の上位の作品を借りて読むことが多いけど
それ以外にも面白い本はきっとたくさんあるんだろうね。
他の人のお薦めの本って意外性があって面白いかもって
今回思ったよ。

そうそう、市立図書館で借りてるよ!
私はあの2階で勉強したことって殆どないんだけど
結構勉強していた人いたみたいね?
今はたまに上の子が友達と行ってるよ。
一人で行けって思ってしまうけど。。。(^^;)
shokoの上の子ちゃんなら、『十一月の扉』ちょうどいいかも。
ぜひぜひお薦め♪

Posted by: さゆた | January 31, 2012 at 09:39

ジョン・グリシャムの本は、法律や弁護士や裁判をテーマにした話が多いですよね。映画になった作品がすごく多くて、(私は本はほとんど読んでいませんが)映画はだいたいどれも面白かったなぁ、という印象があります(ここ5年くらい映画をあまり見ていないので、最近の作品は知りませんが)。

中学生や高校生を主人公にした話は、学生だった当時はわりと読んでいましたが、大人になってからはそういえば読まなくなりました。きっと今読んだら、当時とは違う感想になるのでしょうね。
コバルト文庫、私にとっても懐かしいです!小中学生の頃、本当によく読んでいましたよ~。

Posted by: yuko_mj23 | February 01, 2012 at 21:05

≫yuko_mj23さん

ジョン・グリシャムという人は今回初めて知ったんだけど、
映画になっている作品がいっぱいあるなんて知らなかった!
機会があったらぜひDVD借りてみよう♪
本はきっと読む年代によって同じ本でもまた
違った感想を持つかもしれないよね。
だから1度しか読まないってもったいないんだろうなって
思うけど、なかなか読んだ本を再読ってしないのよねー
そういえば、下の子は本が好きで、
同じ本を何度となく読んでいたりするので、
好きな本がすぐ手の届くところにあるっていうのも
大切なのかもね。

Posted by: さゆた | February 03, 2012 at 09:01

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