君がため

4808422   君がため 惜しからざりし 命さへ
     長くもがなと 思ひけるかな
                 藤原義孝   50
【歌の意味】
 あなたに逢うためなら惜しくはないと思った命までもが、(お逢いしたあとでは)長くあってほしい命だ、と思うようになったことよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 電車に乗る機会があると大抵百人一首の本を持っていって、電車の中でせっせと覚えるのですが(というよりも、今までのものを復習していることが多い)、昨日目次を見ていたら「一週間暗記法」という項目を発見しました。これは読んでおかないとと思いさっそく見ると、音別順に並べ替えたものを覚えるといいとのこと。もう半分まで来たのに今更。。。ちょっとショック。(自分が最初によく読まないのがいけないんだけど)
 音別(あのつく句から順番に並んでます)に並んでいるのを見ると、かるた取りでも上の句を数文字読まれただけで下の句がわかるという理屈がよくわかります。本によると、1日目に「あ」の部16枚、2日目に「な」「お」わ」の部22枚、3日目は「た」「こ」「み」の部17枚、4日目に「は」「や」「よ」「か」の部16枚、5日目に「い」「ち」「ひ」「き」の部12枚、6日目に「う」「つ」「し」「も」「ゆ」の部10枚と1字札7枚を覚え、7日目に全部に目を通す。となってます。こうして書くのは簡単だけど、1日に20も覚えられるわけなーい!と思うのですが。。。(ーー;)
 とりあえず50まできたことだし、このまま順番に続けてみたいと思います。あと半分。うーん、覚えられるのかなぁ。

| | Comments (0)

御垣守

791579   御垣守みかきもり 衛士ゑじの焚く火の 夜は燃え
     昼は消えつつ 物をこそ思へ
                 大中臣能宣朝臣おほなかとみのよしのぶあそん   49
【歌の意味】
 宮中の御門を守る衛士のたくかがり火が、夜は燃えて昼は消えてしまうように、私も、夜は思いが燃え上がり、昼は身も心も消え失せるほどの日々で、物思いに沈んでいることよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (0)

風をいたみ

1106217   風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
     砕けて物を 思ふころかな
                 源重之   48
【歌の意味】
 風がはげしいので、岩をうつ波が(岩は平気でいるのに)自分だけ砕けてしまうように、相手はつれなくて、私だけが心も千々に砕けて物思いをするこのごろであることよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (0)

八重葎

3115958   八重葎やへむぐら しげれる宿の さびしきに
     人こそ見えね 秋は来にけり
                 恵慶ゑぎやう法師   47
【歌の意味】
 むぐらが幾重にも生い茂っているこの荒れた宿がさびしいのに-訪れる人とてないけれども-秋だけはやってきたなあ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 ヤエムグラはアカネ科の植物に実際にあるそうですが、こちらは秋には枯れてしまうので、この句のヤエムグラはクワ科のカナムグラだろうとの説があるそうです。ヤエムグラもカナムグラも画像は見つけられなかったので、カナムグラのクワ科繋がりで画像はクワの実。

| | Comments (0)

由良のとを

8678877   由良ゆらのとを 渡る舟人 かぢを絶え
     行方も知らぬ 恋の道かな
                 曽禰そねの好忠   46
【歌の意味】
 由良の瀬戸を漕ぎ渡ってゆく船頭が、かいを失って行くえも知らず漂うように、どこへ、どうなってゆくかもわからぬわが恋の道であるよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (4)

あはれとも

5834621   あはれとも いふべき人は 思ほえで
     身のいたづらに なりぬべきかな
                 謙徳公   45
【歌の意味】
 ああ、かわいそうだ、と同情してくれそうな人は、だれも思い浮かんでこないで、この(悲恋の)まま、わが身はきっと、むなしく死んでしまうことでしょうよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 似たような恋の歌が続くので、もうごちゃごちゃになってます。(T_T)

| | Comments (0)

逢ふことの

8604491   逢ふことの たえてしなくは なかなかに
     人をも身をも 恨みざらまし
                 中納言朝忠   44
【歌の意味】
 もし逢うことがまったくないものならば、かえって、相手の冷たさや、わが身のつらさを恨んだりはしないだろうに。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (0)

逢ひ見ての

6717959   逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
     昔は物を 思はざりけり
                 権中納言敦忠あつただ   43
【歌の意味】
 逢って契りを結んだあとの、このせつない心にくらべると、逢わない前の物思いなどは、しなかったも同然の、何でもないものでしたよ。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (2)

契りきな

8057616   契りきな かたみに袖を 絞りつつ
     末の松山 波越さじとは
                 清原きよはらの元輔もとすけ   42
【歌の意味】
 かたく約束したことでしたね、お互いに涙の袖を何度もしぼっては、あの末の松山は波が決して越すまい、それと同じように、二人の仲も末長く変わるまいと(それなのに何というあなたの変わりようでしょう)。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 前のを忘れないようにと復習しているお陰で、20首くらいまではバッチリなのですが、その後がだんだんあやふやになってます。覚え方もちょっと目先を変えないと。何度読んでも頭に入ってこなくなりました。(T_T)

| | Comments (2)

恋すてふ

8551116   恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
     人知れずこそ 思ひそめしか
                 壬生みぶの忠見ただみ   41
【歌の意味】
 恋をしているという私の評判は、早くも立ってしまったよ。私は、人知れず、ひそかに恋しはじめたのだが。
      - 引用元 小倉百人一首 鑑賞とかるた上達法/井上宗雄 伊藤秀文 -


 

| | Comments (2)

より以前の記事一覧