『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』という本を読みました。こちらはpancakeさんのところで紹介されていた本です。
最初この本の題名から想像したのは、『フランス人はお金を貯めるよりも楽しみに使うんだよ』的な内容でした。これからしっかり貯金しなくちゃと思っていた矢先に見た本のタイトルだったので、これを読んだら「貯蓄よりもやっぱり今を楽しまなきゃ」になっちゃうかなぁなんて思いつつ、それでもどんな内容なのかと早速図書館にリクエストしました。
本の内容は最初の思い込みとは全然違っていて、フランス人は財布の紐が固いというお話しでした。必要のないところにはお金を使わないのが徹底しているんだそうです。なんだかすごく意外でした。
本を読んでいて、日本は豊かなんだということに改めて気づかされました。豊かになりすぎたゆえに、色々な弊害がうまれてしまっていて、それが今の日本を悪くしているのかもしれないと思ったりしました。
目次だけ見ていてもなるほどなぁと思うものばかりなので載せてみます。
第一章 お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活
基本的にフランス人はお金を使わないですませようとする
フランスにコンビニはない。でも別に困らない
モノの値段にとてもシビアな人たち
マルシェが作る、生活のリズム
「ポイ捨て」は禁句。「もったいない」は金句
残り野菜が次の日のご馳走になる
自動販売機のない国
日本には買いたいモノが多すぎる
第二章 自分を知っているからわかる、いるモノ、いらないモノ
フランセーズは買えないモノは欲しがらない
ブランド品 - 私らしさを表現するには邪魔
古くても、安物でも、自分が気に入ったらそれでいい
もっともっと、エスカレートする日本
一番大切な宝物は家族がともに歩んだ記念碑
第三章 貯金とマイホームは時間をかけて
29%という金利はだれが見ても異常
気持ちが楽しくなる貯金のすすめ
お金は万能選手なんかじゃない
楽しいバカンスのために毎月一定額を貯金
ダニエルとヴァスチャン、学生カップルの部屋作り
仲間を呼んで、我が家のリフォーム
第四章 お金をかけずに楽しいバカンス
人を招くことが大人として認知される第一歩
自宅にお招きする以上のおもてなしはない
主役はお喋り、お料理は二の次、アルコールは持参
土曜の午後は気の合った仲間たちとの会食
田舎でゆったり過ごすバカンスのすすめ
ディズニーランドは子供の遊び場
第五章 フランス流子育てのエスプリ
なん代もの子供たちに使い込まれたセコハン教科書
ふぞろいが当たり前の子供たち
体操着は体を動かせるものならなんでもいい
よその家におとまりのすすめ
幼い頃から刷り込まれる男と女の役割
叱らないで諭す、ということ
十八歳になれば金銭的に自立しなければならない
第六章 義理と冠婚葬祭にお金はいらない
フランスにはおかえしという習慣がない
記憶に残る、ある結婚式の光景
リスト・ド・マリアージュという合理的なシステム
おばあさんから孫に使いつがれるカラトリー
ヴィアジェというシステムがある
こんなお葬式がいいと思う
この本を読んでみて、もっとシンプルに生活することが十分可能で、そしたらそんなにたくさんのお金がなくても生きていけるんだなって思いました。結局、心豊かに生きるということは、その人その人の考え方次第なんだろうと思います。
こういうことを考えると、子供の頃に読んだ「少女パレアナ」という本をいつも思い出します。確か両親ともなくしたパレアナが親戚に引きとられるのですが、そのパレアナがいつも、どんな嫌だと思うようなことにも喜びをみつける遊びというのをしているのです。子供の頃読んだときにはなんとも思わなかったのですが、子供を育てるようになってからときどきふと思い出します。とてもいい物語だったんだなと今更ながら思います。もう一度読み直してみようかな。
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